信楽焼の地で陶芸家が創り出す「意志ある石」とは

time:29:03 min

2022.6.24

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木ノ戸久仁子

陶芸家である木ノ戸さんは「触覚」で世界を確かめ、社会とはどういうものか、世界とはどういうものか。石を作る過程を通して、触れて、確かめて、社会の輪郭を見出していく。人力で創る石に「意志」を持たせることで、信楽焼の地から陶芸家が届けたいものとは一体何か。

木ノ戸久仁子

陶芸の技法で石を作る陶芸家。1976年に滋賀県生まれ。1995年に登り窯窯元宗陶苑にて作陶を始め、若手オブジェ集団「SEEDS」に参加。1998年にニュージーランドに渡り、1年間作陶に打ち込む。2001年には信楽窯業試験所釉薬科を修了。現在は比叡平（滋賀県）にて制作を行う。
プロフィール