人の内側にある記憶の海はつねに変動しつづけ、他者との関係性によって混ざり、積み重なり、生きた痕跡となっていく。可視化したいのは、青の濃淡の先にある「記憶と時間がつくる生きた痕跡」。そう語るのは抽象画家の銀ソーダさん。青色のアクリル絵具やメディウムを用い、流動的な液体と絵具を重ね、その積み重なりによって、自分自身の生きた証や他者とのつながりを表現していく。重ねられた青の向こう側に見つけた、自分自身を信じぬくことの価値とは。
目次:
01:08 記憶と時間の可視化
22:04 言語化すること
28:10 発散と直感
36:00 青に焦点を当てたきっかけ